ストローマンガイドによる インプラントオペ
投稿日:2017年6月2日
カテゴリ:インプラント
本日のインプラントオペは、ストローマンガイドを用いて行いました。
ストローマンガイド とは、一般的には サージカルガイド(外科用テンプレート)と呼ばれるもので、インプラント手術の際に インプラントの埋入方向や 深度 傾きを 誘導してくれるマウスピースの事です。
術前に撮影した CTのデータから、インプラントプランニングソフトを用いて 入念にインプラントが適切なポジションになるように計画を立てます。
コンピュータ上で 様々な角度から検討し、十分なインプラント治療計画がたったら、このデータを利用して 3Dプリンター(CAD/CAM)で インプラントの埋入をサポートするマウスピースを作成します。
マウスピースの精度は非常に高く、ほとんどの場合 無調整でフィットします。 このマウスピースをはめた状態で 空いている穴にドリルを入れていきます。 しっかりドリルをガイドする事で、ブレが少なく正確にドリリングする事ができます。
正確に形成した穴に、インプラントを埋入する事で、事前にコンピュータにて計画したインプラントの位置が、実際の口の中で再現されることになります。 マウスピースがガイドしてくれるので、オペ時間も大幅に短縮する事ができ、しかも 正確で安全な方法です。
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