歯周病の予防法について
投稿日:2020年5月13日
カテゴリ:歯周病
今週は歯周病の予防法について、お話しします!
✔︎歯周病の進行
歯周病には段階があります。軽度の歯周病は歯肉炎と呼ばれます。歯肉炎の原因は歯垢です。これにより歯茎が腫れて、歯茎から血が出る症状がでます。これは年齢関係なく、子供でもなる可能性があります。コマーシャルなどでよく耳にする歯槽膿漏、これは歯周病の末期の状態です。この状態になると、歯はグラグラです。最悪の場合は歯を抜かなければなりません。
実は日本人の80%の方が歯周病になっていると言われており、歯周病は痛みを共わないために、気づかずに進行している場合があります。
✔︎歯周病の予防法
では、その気づきにくい歯周病をどうやって予防していったらよいでしょうか。
一つは日頃の歯磨きです。これは歯周病の原因である歯垢がある程度は取れるので毎日のブラッシングは重要です。
二つ目は定期検診です。定期検診によって日頃の歯磨きで取り損ねた歯石や歯垢を綺麗にとることができます。また、もし歯周病になっていたとしても初期段階で発見が可能です。
まずは日頃の歯磨きと定期検診で歯周病を防ぎましょう。
しかし、歯周病の原因は歯石や歯垢だけでなく細菌が固まったプラークがあります。それは日頃の歯磨きでは取り除くことができません。歯周病が進行してしまった場合、当院では歯周内科治療を行なっております。歯周内科では歯周病の原因菌の数や種類を調べ、飲み薬などで治療をしていく方法です。歯周病でお悩みの方、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
もっと詳しく歯周病の治療について知りたい方はこちらからどうぞ!
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