根管治療の痛みについて
投稿日:2021年4月14日
カテゴリ:根管治療
神経を取るときに行う根管治療。根管治療をする際に、神経を取るときの治療後に痛みが出るのは想像つくと思いと思いますが、神経がない歯の再治療をする際も痛みがでることもあるのです。
今日はそんな根管治療の痛みについてお伝えしようと思います。
まずは神経が生きてい歯の治療時について。虫歯が大きく神経の炎症がでかい場合には歯髄の中の神経や炎症を起こした血管を取り除く必要があります。神経をとる治療の時は麻酔をするため、麻酔が効いていれば痛みはありません。ただ、急性の症状が強く出ている時は麻酔がなかなか効かないこともあります。
神経というのは1回ですべてとれるわけではなく、おおもとの大きい神経を取り除きます。歯の周りにも神経はありますし、器具が届かない細かい神経に関しては、神経を殺すお薬を根の中に入れ、お薬の力で神経を取るため、薬が効いてくるまでは治療後もお痛みが続くこともあります。
次に神経がない歯の治療の際に痛みが出る場合について。
一度神経の処置が終わっている歯でも、また感染を起こしてしまったり、根の先に膿を持ってしまたりと再治療をすることもあります。神経がないため、大抵の場合は麻酔をせずに治療しますが、痛みが強い場合は麻酔をすることもあります。今まで痛みがなかった歯でも、根の先を触られることによって、治療後に痛みが出たり、消毒のために入れた薬の影響で痛みが出ることもあります。
神経の代わりとなる樹脂の薬を詰めた際も、根の先まで薬が押し込まれることで痛みが出ることもあります。
いずれにせよ、痛みに関しては治療の進行と時間の経過でおさまります。
痛みが強い時は心配になるかと思いますが、良くなりますので安心してください。ただ、全く良くならない(むしろ悪化してくる)ようですと、他の処置を要することも必要な場合もありますので、お電話にてご連絡いただけたらと思います。
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