歯を抜くことで生じる問題について

投稿日:2021年9月25日

カテゴリ:未分類

先ず「抜歯」が必要な場合って、どういった状況でしょう。

●重度の歯周病

●重度の虫歯

●歯根の破折

●他の歯に悪影響を及ぼす親知らず

●永久歯に悪影響を与える可能性のある乳歯

など様々なケースがあります。

 

人の歯は、親知らずを除く上下14本づつで、合計28本がすべてそろっている事が理想的です。

先天欠損や矯正治療のための抜歯もありますが、上記のような理由で部分的に歯を失った方でも、そのままにしておかれる方が少なくありません。

それは、歯を失った場合に、どんな問題が生じるのか知らないからです。

 

すぐに症状が出るわけではありませんが、徐々に時間の経過とともに現れ、最終的には大きなトラブルとなる可能性があります。

 

● 抜けた歯とかみ合っていた歯の、骨の中に埋まっている歯根ごと露出してしまうことがあります。歯根はエナメル質に覆われていない柔らかい組織なので虫歯や知覚過敏になりやすくなります。

 

● 抜けた歯の両隣の歯が、抜けた歯のスペース側に動き傾いてきます。元に戻すには、全体的な矯正治療が必要となります。

 

●   抜けた歯が多い場合、うまく噛めなくなってしまい、噛みやすい場所でばかり噛む様になり噛み合わせのバランスを崩します。顎関節症の原因になったり、次々と歯を失う原因になる可能性があります。

 

● 見た目も悪くなり、他人からの印象も悪くことから、ご本人様の気持ちの上でも他人とのコミュニケーションが取り辛くなってしまう様です。

 

● 歯を失うことで、歯を支えている歯槽骨が機能しなくなり、骨量が減ってしまい、歯茎が下がってしまうことがあります。

 

● 奥歯を失うと、人によっては、見えないので気にならないと考える方もありますが、時間の経過とともに頬がこけて見えたり、顎がたるんで見えたりと老けた印象になる可能性があります。

 

● 噛み合わせのバランスが崩れ咀嚼機能が衰え、唾液の分泌が不足することで、消化の妨げになるので胃腸への負担が大きくなるだけでなく、唾液の口の中をきれいに保つという自浄作用の低下から歯垢の分解が進まず、歯周病のリスクが高まる可能性があります。また、これらが原因で口臭を発生する場合があります。

 

● 歯が欠損した部分から息が漏れて、発音しにくくなる場合があります。

 

● うまく噛むことが出来なくなると、噛むことで与えられていた脳への刺激が減少し、脳の血流も減少してしまい認知症などのリスクが高まる可能性があります。

 

 

以上

歯を抜くことで生じる問題について挙げてみました。

歯を抜かずに済むに越したことはないですが、様々な理由から歯を失い

不安に感じている方

先ずはどんな処置が可能かを、当院https://www.nobudental.jp/menu/にご相談ください。

笑顔をお届けできるよう、尽力いたします!

An elderly couple have to laugh

 

 

 

 

 

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