ランパ矯正
本日はクリスマスですが、昨日、今日と顎顔面育成治療のセミナーに参加しています。
特に今日は、自分の行った治療経過を大勢の前で症例報告しました。
顎顔面口腔育成治療とは、顔面骨格をより良い方向への成長を手助けして育成することにより、主に呼吸や姿勢にアプローチして、結果 歯並びも良くするという治療方法です。
その中の、審査項目の中に Mallampati (マランパチ分類)というものがあります。
この分類は、口を大きく開けて舌を前に出した際に 喉の奥がどれだけ見えるかというものです。 口蓋垂が全て見えれば class Ⅰ、全く見えなければ class Ⅳ。 class Ⅰ の方が、重症度が低く、良い状態です。 class Ⅳ に近づくにつれ、喉の奥が下がってる、つまり気道が狭まっていますので、夜間に いびきをかいたり、姿勢が猫背で悪かったりする事が多いです。
顎顔面口腔育成治療を行うと、気道が開いていきますのでこの分類も良い方へ向かいます。
お子様のお口の中をのぞいてみて、声を出していない状態で喉の奥を覗いて見たり、鏡等でご自身の喉を見てみると簡単に検査する事ができます。
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