インプラント手術後の確認
投稿日:2017年4月7日
カテゴリ:インプラント
本日のインプラント手術は、左上の5番目の欠損部でした。
抜歯したのは約4ヶ月前。 その時点で治療計画を説明し、後日インプラント治療をする事が決まっていたので、抜歯と同時に 抜歯した穴に骨を誘導する材料や、傷口の治癒を早めるコラーゲンなどを使用してインプラント治療をするのに治療部位の条件がよくなるように前処置を行なっておりました。(ソケットプリザベーション)
通常 歯を抜歯すると、歯を支えていた骨が溶けて無くなってしまうため、インプラント治療をする際に骨の厚みが足らなかったり、骨の幅が細かったりと条件が悪くなってしまう事が多いです。そうなってから、大掛かりな骨の造骨をするよりも、抜歯した時点で骨の処置を行なっていれば、骨の吸収を抑える事ができ、条件が良い状態でインプラント手術をする事ができます。
今回も、条件が良かったのでスムーズにオペが進み手術時間は最後の縫合まで 約20分ほど。
上顎洞底の固い骨をギリギリで狙って初期固定もバッチリ。
確認は、確認モードの被曝線量の少ないモードでCT撮影し、3次元的に確認。全く問題ありませんでした。
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