CADIAXによる顎運動検査
投稿日:2017年5月16日
カテゴリ:噛み合わせ
当院には、連日 噛み合わせに問題があったり、歯ぎしり・食いしばりなどによって、 顎関節症や 肩こり偏頭痛などの筋症状のある患者さんが多く来院されます。
中でも、顎関節に問題があったり、下顎の動きがスムーズでなかったり、下顎がズレている患者さんに対しては、CADIAX4という装置を用いて 顎運動の検査をします。
この装置は、実際に顎の関節の中で(耳の穴の前あたり)、下顎の骨がどのように動いているかを3次元的に測定することができる装置です。
下顎を、前後・左右・開閉口などの運動をすることにより、その動きを記録します。すると、実際に顎が動いた距離や角度、スムーズに動いていない場合はどこで引っかかっているか などを読み取ることが出来るようになります。 左右どちらの顎がどれくらい悪くて うまく動いていないかを読み取ることにより、顎がどの位置にあればスムーズに動くのかを導き出すことができます。
どの位置に顎があれば理想的かを考えた後、その位置を模型で再現し マウスピースや 仮歯を作成して、患者さんに装着してもらいます。
それで、今まであった悪い症状が消えたり、軽減したり、顎がスムーズに動くようになれば、その位置が正しかったということになり、矯正治療や かみ合わせ治療を行って根本的に治療していきます。
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