歯根破折について

投稿日:2021年6月9日

カテゴリ:スタッフブログ

歯根破折とは、歯の根にヒビが入ったり、割れたりする症状の事を言います。

歯根破折は歯牙をぶつけてしまうケガや強い噛み合わせやくいしばりで等でおこってしまいます。

歯根が破折してしまうとどのような処置をとってもまた再度割れてしまうリスクが高くなってしまう為、最終的には抜歯処置になる事がほとんどです。

歯根破折の原因についてですが、歯の神経を治療した後は歯根自体がもろくなってしまうので噛み合わせを繰り返す事による疲労破折、また、歯の神経が残っている方でも破折してしまう歯に過度な負担がかかることによる経年疲労による歯根破折が主な原因とされます。

歯根破折の症状としては、周辺の歯茎が腫れたり被せ物がとれやすくなってしまいます。また歯根の先端辺りの歯茎にできもの(フィステル)ができてしまい膿がたまってきてしまいます。そこから骨が吸収され歯を支える骨がなくなってきてしまいますので破折してしまった場合は早めの処置が必要になります。

歯根破折を防止する為に夜寝る時に歯を保護するマウスピース等を装着して過度の歯ぎしり、くいしばりから歯を守ってあげる事が大切です。またマウスピースをする事により顎への負担も軽減されます。

根破折や腫れ、お痛み等でお困りの方は一度ご相談いただけたらと思います。

 

 

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